こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。
この記事はAndroidスマホ用のアプリ開発の中で、
今後の開発で再使用性が高いと思われるコーディングをまとめたものです。
Javaでの開発経験、XML構文規則、Androidのアプリ開発経験がある方を対象としています。
Androidのアプリ開発でお役にたててれば、嬉しいです。
(これからAndroidのアプリ開発やJavaでの開発を始めたい方への案内は、記事の最後で紹介します)
USBの接触が悪いのか充電できていないことがあるので、
ワイヤレス充電Qi(キー)のスタンドを導入♪
充電だけならコレで十分です♪
◎テーマ
アプリをレビューしてもらう導線として、レビュー確認する機能を実装する。
◎ポイント
アプリをダウンロードするきっかけとして最も多いのがアプリストアでの検索です。
アプリストアの検索結果でアプリの表示順位を上げる施策のひとつとして、
アプリのレビューをしてもらう導線、レビュー機能(アプリの評価)を
オープンソースのライブラリを使用して、実装したいと思います。

使用するオープンソースのライブラリは、
Android-Rateです。
MITライセンスのライブラリで、
必要最低限の機能で、アプリの組み込みが容易なことが特徴です。
◎ビルドツールへの組み込み
モジュールのbuild.gradleファイルに定義を追加します。
2022年6月現在の最新バージョンは1.0.1です。
dependencies {
:
implementation 'com.github.hotchemi:android-rate:1.0.1'
}
◎アプリへの組み込み
アプリへの組み込みは、
メイン画面となるActivityのonCreateが適切だと思います。
レビュー確認用ダイアログの条件設定を行い、表示するだけです。
指定する条件設定ですが、
①ダイアログを表示するまでの起動回数(setLaunchTimes)
②起動回数のカウントをインストール後何日経過後にするか(setInstallDays)
③評価を後でするボタンを表示するか(setShowLaterButton)
④後でするボタンの場合のリマインド日数(setRemindInterval)
⑤デバッグログの出力(setDebug)
⑥ボタンクリックリスナー(setOnClickButtonListener)
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
:
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
:
// Android-Rate
AppRate.with(this)
.setInstallDays(1) // 起動した回数のカウントを開始する日をインストール日基準で指定
.setLaunchTimes(10) // ダイアログを表示するまでの起動回数
.setRemindInterval(1) // "後で"ボタンをクリックしたときのリマインド間隔
.setShowLaterButton(true) // ”後で”ボタンを表示するか
.setDebug(false) // デバッグログ
.setOnClickButtonListener(which -> Log.d(MainActivity.class.getName(), Integer.toString(which)))
.monitor();
AppRate.showRateDialogIfMeetsConditions(this);
}
「今すぐ評価する」を選択した場合のアプリの評価画面

◎ライセンス表示
使用するオープンソースのライブラリは、MITライセンスですので、
著作権表示、ライセンス条文、免責事項の表示が必要です。
アプリに著作権表示、ライセンス条文、免責事項が記載されているサイトのリンクを
配置する対応をしています。


◎これからAndroidのアプリ開発やJavaでの開発を始めたい方へ
初めてのAndroidのアプリ開発では、アプリケーション開発経験がない方や、
アプリケーション開発経験がある方でも、JavaやC#などのオブジェクト指向言語が初めての方は、
書籍などによる独学ではアプリ開発できるようになるには、
かなりの時間がかかりますので、オンラインスクールでの習得をおススメします。




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