インフラ・ネットワーク

自宅のインターネット環境を考える

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こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。

この記事はSIベンダーで28年あまりシステムエンジニアとして、いろいろなシステムを開発してきた経験をもとにインフラ構築についてまとめたものです。

いまや普段の生活に欠かせないインターネット。
最近ではテレワークやオンライン授業など利用する機会が増え、自宅にインターネット回線を持っているところがほとんどだと思います。
自宅にインターネット回線がある利点としては、通信量を意識することがないことでしょうか。
今回は、自宅のインターネット環境について、お話したいと思います。

・自宅に新しくインターネット回線を引こうと考えている人
・自宅のインターネット回線が遅くて困っている人
・インターネット回線について詳しく知りたい人

この記事を読めば、自宅のインターネット環境を快適にする方法がわかります。

インターネット

インターネットは、複数のコンピュータネットワークをTCP/UDP/IPプロトコルを使って相互接続した地球規模の情報通信網のことです。
IPはインターネットプロトコル、TCPはトランスミッションコントロールプロトコル、UDPはユーザデータグラムプロトコルの略で、OSI7階層でいうところのネットワーク層とトランスポート層で動作するプロトコル(通信規約)です。簡単に言うと、ネットワークにつながったコンピュータ(デバイス)をIPアドレスを使って、相互でデータ交換する仕組みのことです。

IPアドレスについて

自宅にあるパソコンやスマホにはインターネットで直接通信できるIPアドレスがついていません。
では、なぜ自宅にあるパソコンやスマホからインターネットに接続、通信できるかというと、プロバイダやキャリアを経由して接続しているからです。実際にインターネット上の通信でつかわれるIPアドレスは、プロバイダやキャリアのものを使用しています。このため、自宅のインターネット環境を考える上で、プロバイダやキャリアとの契約は切っても切れない関係にあります。

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プロバイダやキャリアとの接続

スマホの場合はキャリアとの回線契約と合わせて、パケット通信プランなどインターネット接続サービスを契約していると思います。スマホとキャリアの基地局の間で接続(データリンク層で接続)し、キャリアのIPアドレスを使用してインターネットに接続しています。
自宅の場合は、回線の契約とプロバイダとの契約が必要になりますが、スマホと同様合わせて契約することも可能です。自宅と回線業者の間でPPP接続(Point-to-Point Protocolの略。 シリアルインターフェースを利用した通信方式でデータリンク層で接続)し、プロバイダのIPアドレスを使用してインターネットに接続しています。
回線の種類は、スマホは無線で4G/LTEや5G、自宅は有線で光ケーブルやADSLなどがあり、種類によって通信速度が異なります。
自宅のインターネット環境を考える場合、スマホやパソコン、インターネット家電が接続することを考えると回線の共用が重要で、できるだけ通信速度が速い回線を選択することが重要と考えます。
特にADSLを使用されている方には、5Gのホームルーターを設置することをおススメします(劇的に自宅のネット環境がよくなります)。あと、5G自体がキャリアサービスなので、スマホとホームルーターの回線契約をまとめると割引もあるので、そのあたりも考慮すると良いと思います。

ADSL(NTTフレッツ)は新規契約は既に終了、2023年1月31日にサービスが終了します

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価格重視で光ケーブルを選ぶならおススメです。

回線の新設、ADSLからの回線変更は5Gのホームルーターがおススメです。

回線の共用

回線業者が公表している通信速度は光ケーブルで1~10Gbps(1Gbpsは1秒間に1Gビット=128Mバイト)やADSLで10~50Mbpsです。この数値はワイヤースピードといって、プロトコルオーバーヘッドを含まない通信速度で、実際の通信速度は公表値の30%ぐらいが上限になります。
自宅にあるほとんどの機器は無線接続で、Wi-Fiルーターを使用することになるかと思います。
自宅にある機器がWi-Fiルーターに接続、Wi-Fiルーターがインターネットに接続するデータを束ねて(回線を共用)、プロバイダとデータを送受信します。
自宅ある機器同士の通信はWi-Fiルーターを中継するだけで、インターネットに通信しないことを考えるとWi-Fiルーターが重要になってきます。
このため、ネットが遅いという原因が、Wi-Fiルーターにあって、Wi-Fiルーターを性能の良いものに交換するだけで、劇的に自宅のネット環境がよくなることがあります。

Wi-Fiルーター

今、買う(買い替える)なら、Wi-Fi6対応ルーターがおススメですが、自宅にある機器の方が対応していないことが多いので、現時点であまりメリットがないと思います(いずれ主流になるので買って損はしないと思います)。
機器のカタログでネットワークの欄にIEEE 802.11axと書いてあれば、Wi-Fi6対応している機器です。
スマホだと2020年の春以降のモデルから対応していると思います。
Wi-Fiルーターを買う上でのポイントは、周波数帯が5GHzの通信容量ができるだけ大きいものを選ぶと良いでしょう。
Wi-Fiルーターの説明で1733+800Mbpsとか2つの数字があったら、最初の1773が5GHzの通信容量です。
最近のワイヤレス機器のほとんどがBluetooth接続のため、同じ帯域(2.4GHz)は使わない方が良いでしょう。
いろいろなメーカーからWi-Fiルーターを販売していますが、個人ユースで価格やそれに見合った性能という理由で、BUFFALOをおススメします。

10Gなら、このモデル(Wi-Fi6対応で5GHz帯が4.8Gbpsの大容量モデル)がおススメです。

1Gなら、このモデル(Wi-Fi6対応で5GHz帯が4.8Gbpsの大容量モデル)がおススメです。

コラム
有線LANしか持たない機器をWi-Fiルーターに繋げる方法として、大抵のWi-Fiルーターは有線LANポートを持っていますので、LANケーブルでつなぐことが可能です。
しかしながら、この方法は機器とWi-Fiルーターの間にLANケーブルを這わす必要があり、取り回しに難があります。そこで裏技として、Wi-Fi中継器を使用して、機器とWi-Fi中継器間をLANケーブルで接続する方法があります。親機にあたるWi-Fiルーターと子機にあたるWi-Fi中継器間は当然無線です。

価格も安く、接続が簡単なBUFFALOのこのモデルがおススメです。

今回はここまでです。

次回は、自宅のインターネット環境のセキュリティ対策を紹介してみたいと思います。

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