Google Playアプリ

次の項目で問題が見つかりました。
SPLIT_BUNDLE 33
混乱させる広告に関するポリシーについて

この記事は約7分で読めます。
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こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。

開発したアプリにインターステイシャル広告を実装して、
アプリのリリース申請したところ、リリース申請が否認されました。
そして、、、
Google社より、「
ご対応のお願い: Google Play のポリシーをアプリが遵守していません
といったタイトルのメールが届きました。
このメールの意味と対処方法について、説明したいと思います。

この記事のテーマ


「ご対応のお願い: Google Play のポリシーをアプリが遵守していません」に対応する

ご対応のお願い: Google Play のポリシーをアプリが遵守していません 」には、
別の原因で、違う対応が必要なケースがあります

メールの意味

ポリシー違反の内容

混乱させる広告に関するポリシー

混乱させる広告とは、
予期しない方法でユーザーに表示される広告であり、
意図しないクリックや、
デバイス機能のユーザビリティを損ねるまたは妨げることにつながる恐れがある広告です。
具体的な例としては、
システム通知を装った広告、非表示にできない広告、
ユーザーがアプリを閉じた後に表示される広告などは禁止されています。

意図的に、このポリシーに抵触するような広告を実装したつもりはありませんが、
ポリシー違反と判定された部分がアプリに存在します。

メール本文

◎問題の概要
必要なご対応: Google Play のポリシーにアプリが準拠していません

いつもご利用いただき、ありがとうございます。
このたびの審査の結果、お客様のアプリ Shopping support app Stocker(パッケージ名 com.jiseifirm.stocker)は
1つ以上のデベロッパープログラム ポリシーを遵守していないと判定されました。
アプリのステータスと問題の修正方法について詳しくは、下記をご参照ください。

ステータス: 否承認
お客様のアプリは、下記のポリシーに関する問題により否承認となり、公開されませんでした。
送信したのがアップデートの場合は、引き続き以前のバージョンのアプリが Google Play に掲載されます。

問題が見つかりました。 混乱させる広告
お客様のアプリには、混乱させる広告を可能にするコードが含まれていると Google によって判断されました。

問題の詳細
次の項目で問題が見つかりました。

・SPLIT_BUNDLE 33 混乱させる広告に関するポリシー
混乱させる広告とは、予期しない方法でユーザーに表示される広告であり、
意図しないクリックや、デバイス機能のユーザビリティを損ねるまたは妨げることにつながる恐れがあります。
アプリの全機能の利用と引き換えに広告のクリックや個人情報の提供をユーザーに強制することはできません。
インタースティシャル広告は、その広告を配信するアプリ内でのみ表示できます。
アプリの通常の利用を妨げるようなインタースティシャル広告などを表示する場合、
そういった広告は無条件で簡単に閉じられるようにする必要があります。
ご対応のお願い: 更新したアプリを送信して再審査を受けてください
Google Play にアプリを公開するための手順は以下のとおりです。
1. 適用されるポリシーまたは要件を必ず確認。
 o 混乱させる広告に関するポリシー
2.(可能であれば)アプリを修正し、上記の問題に対処したことを確認
 該当する場合は、アプリのストアの掲載情報がポリシーを遵守しているかどうかも確認
3. アプリが他のすべてのデベロッパー プログラム ポリシーを遵守していることを再度確認してください。
4. App Bundle、ストアの掲載情報、APK を変更した場合は、
 Google Play Console にログインし、アップデートを送信

サポートへのお問い合わせ
ポリシーをご確認のうえ、今回の否承認が誤りだと思われる場合は、
お手数ですが Google のポリシー サポートチームにお問い合わせください。
2営業日以内にご連絡いたします。

ポリシー違反とその対処

●ポリシー違反
最初にメールの内容にあるポリシー違反を確認する必要があります。

ステータス に「否承認」とあるので、
申請したアプリのリリースについて、ポリシー違反があるのでリリース申請を否認すると読みとれます。
今回のリリース申請で加えた変更に、ポリシー違反が発見されたと考えられます。

問題が見つかりました。 混乱させる広告とありますので、
広告の実装方法に
ポリシー違反があったと判断できます。

その次にあるSPLIT_BUNDLE 33: 混乱させる広告に関するポリシー から
インターステイシャル広告の表示するタイミングに問題があると読みとれます。

混乱させる広告に関するポリシーに、
次の3点の違反の例を紹介しています。
①画面全体に表示されて画面を占拠するか通常の使用を妨げ、
 非表示にする明確な手段を提供しない広告
②偽りの閉じるボタンを使用したり、
 別の機能のためにユーザーが通常タップするアプリの領域に急に広告を表示したりして、
 ユーザーにクリックさせようとする広告
③ユーザーがアプリ内の機能を使用するために
 通常タップする領域に突然表示される広告

違反例① の場合、
インターステイシャル広告は全面広告のため、
アプリ上に広告を閉じるボタンを配置しても、
押すことができません。
全面ではない広告 や 閉じるボタンのない広告 が存在するのでれば、
その
広告主の広告をブロックすることが必要になります。
違反例②、③ の場合、
例では意図的なものですが、
広告を表示するタイミングによっては、
結果的に該当すると判断されることがあります。

●対処
今回のポリシー違反ですが、
広告を表示するタイミングにポリシー違反があると判断しました。
よって、広告を表示するタイミングを変更することが、対処になります。

ポリシー違反の対処

インターステイシャル広告を表示するタイミングですが、
広告を表示するトリガーとして、主に
機能の使用前使用後があります。
今回リリース申請したアプリでは、
機能の使用前 としました。
具体的には、機能メニューで機能を選択(タップ)した時点です。
ここで問題(ポリシー違反)となった(と思われる)のが、
機能の選択後にその機能を実行する・しないのダイアログメッセージを
表示していたことです。

機能を実行する・しないのダイアログメッセージ

機能を実行する・しないのダイアログメッセージが、
広告表示の直前に表示され、「 実行する 」を押そうとして、
そこに広告が表示された場合、
機能を使用するために通常タップする領域に突然表示される広告 」と
判断されても仕方がありません。

ポリシー違反の解消

ポリシー違反の解消としては、
インターステイシャル広告を表示するタイミングを、
機能の使用後に変更して、リリースの再申請を行います。

否承認からの再申請の場合、7日間程度とかかるとありましたが、
今回のケースでは、2日後にリリース完了のメールが届きました。

インターステイシャル広告の実装方法を紹介しています。

インターステイシャル広告の実装のなかで経験したことですが、
広告の表示が正常に行われない表示タイミングがあります。

①Activityで画面を遷移させる前
インターステイシャル広告を表示する際に Activity を引数としますが、
画面遷移で広告表示を実行した Activity が消滅するため、
広告が途中で終了することになり、
イベントリスナーで onAdDismissedFullScreenContent が通知されます。

②広告表示中の画面オブジェクトの変更
インターステイシャル広告の表示を実行したスレッドで、
プログレスバーの表示・非表示など、上手く機能しない場合があります。

まとめ

画面の一部を広告表示するエリアとして配置するバナー広告と違って、
インターステイシャル広告は表示するタイミングが難しい広告です。
インターステイシャル広告の表示中に、
アプリ側で何か処理をさせる場合は注意が必要です。
機能使用後でアプリ側の処理が完了した時点で
広告を表示する実装が
ベストプラクティス だと考えます。

今回は、ここまでです。

参考 : デベロッパー プログラム ポリシー 

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