Androidアプリ「GPS走行記録アプリ Archive」に
タイム計測機能をプラスした「GPS走行記録アプリ Archive+」について、
使用方法を紹介します。
GPS走行記録アプリ Archive+
GPSの位置情報や内蔵センサーを使用して、走行軌跡や加速度などの走行データを記録するアプリです。
開発した背景としては、「GPS走行記録アプリ Archive」に「GPSタイム計測アプリ Laps」のタイム計測機能が欲しいと思ったことがきっかけです。
タイム計測が簡単にできることを追加要件として、開発しました。
タイム計測が簡単にできること
・タイム計測はスタートライン通過で開始、ゴールライン通過で終了する。
・走行データを使用して、計測ラインを設定できる。
・スタートラインとゴールラインは登録した計測ラインから自由に選択できる。
・計測ラインはインポート&エクスポートでき、データ交換が可能であること。
「GPS走行記録アプリ Archive」との違い
・タイム計測機能
・コース管理に計測ライン編集機能
・走行データ表示の加速度グラフをGPSデータ算出値に変更
・パーツおよび、セッティング管理機能を省略
アプリを使用するには、インターネット接続が必要です。
インターネットが接続できない環境下で使用したい場合は、
解除オプションの購入をご検討ください♪
スマホ内蔵GPSでも走行データを記録できますが、
GPSロガーの使用をおすすめします♪
詳しくは、こちらです。
GPSで走行データの記録&タイム計測 – Archive+をダウンロード(無料)できます↓↓↓
変更履歴(V3.8.118)
・Bluetooth非搭載のスマホに対応しました<new>
・解除オプションに表示エリアの最大化を追加しました<new>
・モーション再生とグラフの連動機能を追加しました
・計測ライン設定にポイントモードを追加しました
・走行データ画面にトップ速度とマーキング表示を追加しました
・最終計測ライン通過後のボトム速度表示をしないように変更しました
・計測ライン座標の桁落ちを修正しました
・到着地点が計測ライン上にあるか判定を追加しました
・走行軌跡のズームを変更しました
・走行データ画面にボトム速度とマーキング表示を追加しました
・計測開始時に現在位置のチェックを追加しました
・走行データ画面のレイアウトを変更しました
・走行データを編集する機能を追加しました
・パラメータの並びを昇順に修正しました
・走行軌跡のタップで速度表示する機能を追加しました
・解除オプションの有効期間を変更しました
V2.7へバージョンアップする前に登録した走行データは、
走行データ画面のメニューの 走行データを平準化する を実行してください。
走行データを新しい形式にコンバージョンします。
V2.5へバージョンアップする前に登録した走行データについては、
走行データのコースを計測ライン設定画面で更新(変更不要)することで、
メイン画面の走行データの表示を計測区間内の最高速とタイムに切り替わります。
機能説明
Archive+は、GPSの位置情報や内蔵センサーを使用して、軌跡や速度などの走行データを記録します。
コースや計測ラインを管理することが可能で、記録した走行データと合わせて結果表示します。
GPSロガーに接続、アプリを動作させることで、記録する走行データの精度向上が可能です。
記録した走行データは、SNS投稿やスマホ本体または、Googleドライブに出力するなど、データ共有が可能です。
カテゴリ | 機能 | 説明 |
---|---|---|
記録 | 記録開始 | RECボタンをタップして、計測ラインを通過するか、 動き出しを検知すると記録を開始します。 |
自動停止 | 記録開始後、速度が 8km/hに達した時点で有効となり、 4km/h以下の状態が 5秒間続くと記録を終了します。 STOPボタンをタップして、記録を終了することも可能です。 |
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温度・湿度 | SwitchBot湿温度計にBluetoothで接続して、 温度と湿度を自動設定します。 直接入力も可能です。 |
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気象 | インターネットに接続して、 現在地の最寄りの観測点の気象情報を取得、 天候、温度、湿度、気圧を自動設定します。 直接入力も可能です。 |
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コンディション | 温度、天候をもとに路面状態と路面温度を自動設定します。 直接入力も可能です。 |
|
タイム計測 | 走行データと計測ラインを使用して、 計測ラインを通過するタイムを計算、表示します。 |
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管理 | コース | 走行データを記録するコースを登録・編集します。 |
計測ライン | 走行データの軌跡上にラインを引く感覚で、 計測ラインを登録します。 |
|
結果表示 | 軌跡 | 走行データの軌跡を表示します。 減速区間は軌跡を赤で表示、判別が可能です。 軌跡はピンチ・スクロール操作で、 拡大・縮小・スクロールが可能です。 |
グラフ | 走行データの速度、加速度、傾きをグラフ表示します。 グラフ上の線をタップすることで、 マーカーと軌跡上にポインターを表示します。 |
|
モーション再生 | 指定した区間の走行データについて、 走行データの軌跡を使用して、 走行を再現(モーション再生)します。 |
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精度向上 | 疑似ロケーション | 高精度GPSロガーの位置情報を使用して、 アプリを動作させます。 |
データ共有 | バックアップ | アプリのバックアップデータを、 スマホ本体または、Googleドライブに出力します。 |
リストア | スマホ本体または、Googleドライブにあるバックアップデータを、 アプリにリストアします。 |
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走行データ出力 | 走行データ画面に表示している走行データを、 スマホ本体または、Googleドライブに出力します。 |
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走行データ入力 | スマホ本体または、Googleドライブにある走行データを、 アプリに取り込みます。 |
|
計測ライン出力 | 登録した計測ラインを、 スマホ本体または、Googleドライブに出力します。 |
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計測ライン入力 | スマホ本体または、Googleドライブの計測ラインを 取り込みます。 |
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区間コピー | 走行データ画面で指定した区間の走行データを、 新しい走行データとしてコピーします。 |
|
SNS投稿 | 走行データ画面のスナップショットを取得して、 SNSにスナップショット画像を添付、投稿します。 |
画面項目説明
各画面の画面項目について、説明します。
メイン画面
測定の実行や測定結果を一覧表示する画面です。
①気温
気象データ(またはSwitchBot温湿度計)の気温を連携して表示します。
入力または修正する場合は、表示部分をタップすることで、入力画面を表示します。
②路面温度
気温と路面状況から路面温度を推測して表示します。
入力または修正する場合は、表示部分をタップすることで、入力画面を表示します。
③路面状態
気象情報データの天候から路面状況を推測して表示します。
変更する場合は、表示部分をタップすることで、選択画面を表示します。
ドライ(Dry)
セミドライ(Semi dry)
セミウエット(Semi wet)
ウエット(Wet)
砂浮き(Sand float)
凍結(Frozen)
④湿度
気象情報データ(またはSwitchBot温湿度計)の湿度を連携して表示します。
入力または修正する場合は、表示部分をタップすることで、入力画面を表示します。
⑤気圧
気象情報データ(またはスマホ内蔵センサー)の気圧を連携して表示します。
入力または修正する場合は、表示部分をタップすることで、入力画面を表示します。
⑥天候
気象情報データの天候を連携して表示します。
変更する場合は、表示部分をタップすることで、選択画面を表示します。
晴れ(Sunny)
晴れ→曇り(Sunny → Cloudy)
晴れ→雨(Sunny → Rainy)
曇り(Cloudy)
曇り→晴れ(Cloudy → Sunny)
曇り→雨(Cloudy → Rainy)
雨(Rainy)
雨→晴れ(Rainy → Sunny)
雨→曇り(Rainy → Cloudy)
⑦基準設定
基準設定 をタップすることで、現在のピッチとロールを基準値として設定します。
⑧走行データ
走行データをリスト表示します。
リスト表示の内容は、コース名、日付と時刻、最高速(時速)です。
走行データをタップすることで、走行データ画面に遷移します。
走行データを左方向にスワイプすることで、削除できます。
⑨●REC(計測開始)または、■STOP(計測終了)
●REC のタップで計測を開始します(表示が■STOPに変わります)
■STOP のタップで計測を終了します(表示が●RECに変わります)
スタートラインを設定しているコースでの計測
記録開始後、スタートラインを通過すると計測を開始します。
現在位置付近を表示するレーダーで現在位置とスタートラインが確認できます。
スタートラインを設定していないコースので計測
記録開始後、動き出しを検知すると計測を開始します。
動きだしの検知は、加速度センサーを使用します。
動き出しの検知は、システムパラメータ「MEASURE_SWITCH」の値で調整可能です。
「 スタートラインを設定しているコースでの計測 」であっても、
現在地がスタートラインから離れている場合、
動き出しを検知して計測を開始します。
⑩メニュー
タップすると、メニューを表示します。
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