DIY

ユーザ車検にチャレンジ

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こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。

この記事は趣味(DIY)での出来事をまとめたものです。
これまで、自分のクルマの名義変更から、構造変更、継続車検まですべて自分で行ってきましたので、
その経験をもとに、今回はユーザ車検についてをご紹介いたします。
ユーザ車検にチャレンジしたい人、これからチャレンジする人の手助けになれば、嬉しいです。

この記事のテーマ


ユーザ車検の受験方法と対策

DIYレベル

★★☆☆☆ 簡単(はじめてはドキドキですが、2回目以降は楽勝になります♪)

【2023年11月 追記&修正】
令和5年1月より、自動車重量税・自動車検査登録手数料のキャッシュレス決済が可能となり、ユーザ車検の手続きが変わりました。ユーザ車検の手続きで変わった部分を修正しました。

ユーザ車検とは

検査ラインを自社工場に持つ民間車検場(地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定)以外で車検を行う場合、運輸支局の検査ラインで車検を行います。車検を受験する人がユーザ本人である場合を、ユーザ車検といっているだけで、車検自体に区別はありません。

運輸支局の検査ラインで行う車検

車検サービスをおこなっている整備工場には、「認証工場」や「指定工場」の2種類あります。
「認証工場」と「指定工場」の違いは検査ラインをもっているか、そうでないかの違いで、地方運輸局長から認証を受けた工場か、指定を受けた工場かのいずれかです。
つまり、運輸支局の検査ラインを利用するのは、ほとんどが「認証工場」の方々です。
ユーザ車検では、認定工場のプロの方々と混じって、車検を受験することになります。
ユーザ車検だからといって、特別扱いはありません。

継続車検

継続車検では、試験項目すべてに合格すれば、有効期間の延長された新しい自動車検査証と検査標章を発行してもらえます。車検は、あくまで試験項目に基づいた検査なので、車検に合格=有効期間中は安全に運行できるという意味ではありません。試験項目にない整備は整備工場で行いますので、車検費用の違いはこの整備の差と考えてもよいと思います。
ユーザ車検は、本来は整備工場で行うはずの整備を行わないかわりに費用を抑えることができます。

ユーザ車検を受ける前にすること

ユーザ車検を受験するには、検査ラインの予約が必要です。
また、車検に必要な書類等ありますので、受験するまでに用意する必要があります。
初めてユーザ車検にチャレンジする場合は、事前に運輸支局に行くことを、おススメします。

検査ラインの予約

継続車検の場合、有効期間の1ヶ月前から有効期間内で受験が可能です。
有効期間の1ヶ月前に受験して合格した場合、有効期間が2年間延長になります。
有効期間の1ヶ月よりも前に受験は可能ですが、
その場合は、継続車検とはならず、受験して合格した日付から、2年間が有効期間になります。
検査ラインの予約は、受験日の1週間前から可能です。
検査ラインの混み具合や、当日内であれば検査ラインで不合格となっても、2回まで再検査可能なので、
午前最初の枠を予約することを、おススメします。

必要書類

車検で必要な書類として、自賠責保険など受験当日に用意するもの、自動車税納税証明書や自動車検査証があります。

自動車保有関係手続のワンストップサービスの利用で用紙などの購入が不要となりました。

①自動車検査証
グローブボックス等で保管している車検証のことです。
検査ラインの予約に必要な情報が記載されています。

②自動車検査票
検査ラインで行う試験項目が記載されている用紙です。
受験当日は検査結果を記録する用紙で、この用紙の検査項目すべて合格しない限り、
有効期間の延長された自動車検査証と検査標章を発行してもらえません。
検査料として印紙を購入、用紙への貼り付けが必要です。

自動車検査票はユーザ車検受付窓口で①自動車検査票にあるQRコードを読み込ませれば、必要事項が記入済みの自動車検査票が発行されます。検査料として印紙を購入、自動車検査票へ貼り付けます。自動車検査登録手数料をキャッシュレス決済してる場合は、印紙の購入、自動車検査票への貼り付けは不要です。

2023年1月より、「自動車検査証の電子化」にともない、検査手数料が値上げされています。

③自動車重量税納付書
重量税印紙を貼り、納付する用紙です。
重量税として印紙の購入、用紙への貼り付けが必要です。

自動車重量税をキャッシュレス決済してる場合は、印紙の購入、自動車重量税納付書への貼り付けは不要です。

用紙は、運輸局のサイトからダウンロードできます。

④継続検査検査申請書
継続検査を受検するための申請書です。
インターネットから、申請書を作成できます。

運輸支局等でも作成できますが、事前に作成しておくと当日の申請がスムーズです。

⑤点検整備記録簿
整備工場で行う点検や整備の結果を記録する用紙です。
車検で必要な書類ではありませんが、点検項目について、ユーザ車検を受ける前にチェックしておくことを、おススメします。

⑥自賠責損害賠償責任保険証明書
自賠責保険の証明書です。
新旧の両方が必要で、新しい方は、受験当日に更新、入手します。

⑦自動車納税証明書
自動車税を納める際に使用している用紙で、納付済み印が押されているものが必要です。
有効期限があるので注意が必要です。
受験日が有効期限内にあるものを使用します。

キャッシュレス決済している場合は不要です。
念のために決済画面のスナップショットを保存しておくと良いと思います。

⑧その他(検査ラインで提示が求められたときに必要)
シートやマフラーなど社外品に交換している場合は、メーカーが発行している保安基準適合の証明書が必要です。
ない場合は、純正品に戻すなどの対応をしたほうがよいでしょう。

必要書類の記入

キャッシュレス決済の場合、特に記入が必要な書類はありません。
そうでない場合でも、③自動車重量税納付書ぐらいで、④継続検査検査申請書についてはインターネットで作成することをおススメします。

受験前の点検

自動車検査票の試験項目、点検整備記録簿の点検項目について、事前に確認できる項目について確認します。
検査ラインの試験項目の観点で必ず確認しておくことをおススメします。

①ランプ系(車外)
方向指示器、ハザード、ヘッドライト(スモール、ハイビーム)、ストップランプ、バックギアランプ、ナンバープレートランプなど前後左右すべてのランプについて、点灯・消灯を確認します。
特に、ナンバープレートランプは見落としやすいです。

②ランプ系(車内)
シートベルト、サイドブレーキ、方向指示器、ハザード、エアバックなど点灯するものは、点灯・消灯を確認します。正常時に点灯しないものは、点灯していないことを確認します。

③ウォッシャー、ホーン
機能することを確認します。

④サイドスリップ
受験当日にテスター屋で調整してもらうことも可能ですが、Gunson(ガンソン)のサイドスリップテスターと使用すれば、個人でもチェックできます。

⑤純正品への戻し
社外品に交換して、保安基準適合の証明書がない場合は、純正品に戻します。
社外品のマフラーに交換している場合は、保安基準適合の証明書があっても、構造変更用の検査ラインで近接音量の検査が必要な場合があります。構造変更用の検査ラインでは、マフラー以外の保安基準適合品を確認するため、検査ラインの待ち時間や検査そのものに時間が余計にかかります。
検査項目でスピードメーター確認を時速40キロで行いますので、MTの場合は1速で相当な回転数となります。
ここで音量が大きい場合は、構造変更用の検査ライン行きになることもありますので、純正マフラーへの戻すことを、おススメします。

ユーザ車検当日

車検当日にテスター屋でチェックすることを、おススメします。
テスター屋は運輸支局の近辺にあることが多く、検査ラインの午前最初の枠の30分前には開店しています。
事前に運輸支局に行った際に、近辺を探しておくとよいでしょう。

テスター屋で検査前チェック

テスター屋では、時速40キロのスピードチェック、前後ブレーキ、サイドブレーキ、排ガス、サイドスリップ、光軸をチェックしてくれます。
スピードメーターで時速40キロ時の誤差を確認、光軸に関してはタイヤの空気圧などでも変化するので、検査ラインで合格できる調整が必要です。
サイドスリップについても、検査ラインで合格できる調整をその場でしてもらえます。
排ガスは触媒が十分に温まっていない場合、基準値を超えることがありますので、測定値が基準値ギリギリなのかなどアドバイスをもらってください。
また、年式によって基準値が異なりますので、年式を正しく伝える必要があります。
料金は2000円前後だと思います。

(料金例:2023年/南港カーテスター)
・フルコース 2,200円

運輸支局に着いたら

検査ラインの午前最初の枠で検査開始まで時間がある場合は、 検査ラインにクルマを並べて置くことをおススメします。

検査ラインの前にすでにクルマが並んでいます。

印紙購入と自賠責保険の更新

運輸支局の敷地内に陸運協会があると思います。
自動車検査票に貼る検査料の印紙、重量税の印紙、自賠責保険の更新を行います。
必要書類一式を渡すと印紙を貼ってくれます。
重量税はクルマの重量で金額が異なりますので、購入には自動車検査証が必要です。

(料金例:2023年/なにわ)
・検査料 2,200円(令和5年1月より、100円分が値上げされました )
・重量税 25,200円(1トン未満 18年超)
・自賠責保険 17,650円(24か月)

なにわ運輸支局の敷地内の様子。4番の建物が陸運協会の建物。

継続検査窓口

窓口にQRコードを読み込む装置がありますので、①自動車検査証のQRコードを読み込ませて、②自動車検査票を発行します。

検査ライン

検査ラインは駆動方式や車体の大きさなどで分かれています。
自分のクルマに応じた検査ラインで検査を行います。

①検査員による検査
自動車検査証に基づいて、車体の検査を行います。
ランプ系(車外)、ランプ系(車内)、ウォッシャー、ホーンが正しく機能しているか、検査員の指示のもと、受験者が操作して、検査を行います。
また、エンジンとボディの刻印が自動車検査証と一致しているかなど、検査されます。
ここで、構造変更用の検査ライン行きか判断されます。

②スピードメーターチェック
スピードメーターチェック用の検査用ローラーに駆動側のタイヤを載せて、時速40キロに速度を合わせて、パッシングで合図します。
テスター屋の検査前チェックで確認したスピードメーターの速度で合図します。
大抵の場合はメーター読みのままでよいのですが、空気圧を高くしている、インチアップで外径が変わっている場合は注意が必要です。

③ブレーキチェック
ブレーキチェック用の検査用ローラーにタイヤを載せて、検査員(または、電光掲示)の指示に従って、ブレーキ、サイドブレーキを操作します。
ブレーキは相当強く操作(踏む)しないと「×」がつきます。
車検に慣れていない人は、最初この加減がわからないため、不合格となることが多いです。
ブレーキそのものに問題がある場合を除いて、「×」の場合は、検査ラインに並び直して、再検査です。

④光軸チェック
光軸チェック用の機器がヘッドライト前方に移動してくるので、検査員(または、電光掲示)の指示に従って、ライトを操作します。
テスター屋で検査前チェックしている場合は、ほぼ「〇」がつくと思います。
「×」の場合は、テスター屋で検査ラインで合格できる調整をしてもらい、再検査です。

⑤下回りチェック
下回りチェック用の場所まで移動して、検査員の指示でハンドル、ブレーキ、サイドブレーキを操作します。
下回りの各部ネジなどの緩みや脱落などを確認されます。
ドライブシャフトなどのブーツに破れなどがある場合は、「×」がつきます。
ここで「×」の場合は、その場で整備できるものではないため、整備工場での整備が必要です(場合によっては、検査ラインの予約からやり直し)

下回りチェックで「×」がついた自動車検査票。

⑥排ガスチェック
チェック用のプローブをマフラーに差し込み、検査を行います。
触媒が十分に温まっていない場合、基準値を超えることがあります。
「×」がついた場合は、十分に暖気を行い、再検査してください。

⑦検査項目すべて合格
自動車検査票に合格印をもらってください。
「×」が一つでもある場合は、対処を行い、検査ラインに並び直して、再検査します。

新しく有効期間の延長された自動車検査証と検査標章を発行

合格印が押された自動車検査票とその他の必要書類一式を自動車検査票発行の窓口に提出します。
提出後、すぐに新しい自動車検査証と検査標章がもらえます。

自動車検査証をグローブボックスなどに保管します。
検査標章はフロントガラスの指定箇所に貼れば、ユーザ車検は完了です。

まとめ

全国どこの運輸支局でもユーザー車検を受けることが可能です。
地域によって若干違いがあると思いまので、初めてユーザ車検にチャレンジする場合は、事前に運輸支局に行って確認することを、おススメします。

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ユーザ車検のメリット
・重量税と自賠責保険料を除いて、車検自体は検査料のみで圧倒的に安く済みます。
・車検当日に自動車検査証と検査標章を発行してもらえる。

ユーザ車検のデメリット
・ある程度、自動車整備に関する知識が必要です。
・保安基準適合の証明書がない社外品は純正品への戻しや車検前の点検が必要です。

経験者からのアドバイス
最初のころは、ブレーキで「×」をよくもらいました。
本当に思いっきり踏まないと「×」がつきます。
光軸の検査基準が厳しいので、テスター屋で検査ラインで合格できる調整をしてもらってください。
排ガスは触媒をしっかり温めておかないと「×」がつきやすいので、検査前に十分な暖気をしてください。
そして、一番多いのは、ランプ切れです。
とくに、ナンバープレート灯は切れてていても気づきにくいです。
それ以外のリア側のランプは切れていても気づきにくいので、要チェックです。
検査当日に、ヘッドライトが片方切れていて、買いに走ったことがありました。
自分で点検整備できる人は、検査当日に工具一式、ジャッキ&ウマを持っていくとよいでしょう。
下回りのチェックで「×」をもらい、運輸支局の駐車場で整備して、合格した経験があります

リコール対象のエアバック搭載車の車検
リコール対象のエアバック搭載車で未改修車は車検を通さない車検止めとなっている場合がありますので、
ユーザ車検にかかわらず、車検前に必ず確認してください。

今回はここまでです。

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