こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。
フルパイロンコースでは、
走行ラインを比較的自由にとれるため、
どのラインが正解(速い)か見極めが難しいと思います。
1速で最短コースをトレースするライン、
2速で区間の速度を上げるライン、
どちらが速いのか知りたいと思ったことに、
心当たりがある方は多いと思います。
走行後にその場で、簡単に、
確認できるアプリがないかということで開発したのが、
GPS走行解析アプリ(Archive pro)です。
GPS走行データ研究レポートでは、
実際のGPSロガーの走行データを使って、
ドライビングスキルの向上とタイムアップするためのエッセンスを
一緒に考えたいと思います。
この記事で使用している走行データは、
GPS走行解析アプリ(Archive pro)、走行記録アプリ(Archive+)で
アプリに取り込んで、実際にアプリを操作して確認することが可能です。
記事の最後に走行データのダウンロードを紹介します。
コーナリング
速度域が1速か2速で迷うコーナー。
体感で1速の方が速い場合でも、2速の方が速い場合があります。
コース(奥伊吹スキー場)
G6ジムカーナ プレジャーラウンドの決勝コースです。
走行ラインに沿ってパイロンを配置したような、シンプルなコースです。
今回は、コース前半に設定されたパイロン2本のコーナリング区間で1速で最短コースをトレースするライン、2速でコーナリング区間の速度を上げるライン、どちらが速いのか、どれぐらいタイム差があるか分析したいと思います。
タイム差
コーナリング開始とコーナリング終了に計測ライン④⑤を設定します。
1ヒート目(11:47)は、コーナリング区間の1本目のパイロン前で1速に落として、コーナリング区間は1速のまま走行しています。
2ヒート目(14:35)は、コーナリング区間を2速のまま走行しています。
コーナリング区間は2速のまま走行した方が、最低速度・最高速度ともに高く、タイム差は0.4秒良かったことが分かりました。
比較元(1ヒート目)と比較先(2ヒート目:グレー表示:点線)の比較表示。
走行軌跡の比較では、コーナリング区間を2速で走行するため、進入でややアウト寄りのラインでRを浅くとっています。
速度グラフの比較で、2速の方が明らかにボトムスピードが高く、その反面、2速のため加速が鈍いことがわかります。
まとめ
◎走行ビデオで再確認
車載ビデオで、ドライバー視点でタイム差を再確認してみます。
体感としては1速の方が速いように思えますが、、、
前日にフロント側のローターとパッドを交換して、アタリが十分についていませんでした。
ブレーキバランスがリア寄りで思い切った進入ができなかったんですが、それでも2速の方が速かったということが確認できました。
今回の走行データは、デジスパイスⅣを使って記録したものです。
走行データのダウンロード
GPS走行解析アプリ(Archive pro)は、GPSの位置情報を使用して、走行軌跡や速度などの走行データを記録するアプリです。
アプリには、走行データの出力、取り込みという機能があり、走行データを自由に交換できます。
とても便利なアプリなので、ダウンロードして、使ってみてください♪
この下にあるアイコンから、走行データをダウンロードできます。
アプリのダウンロードや使用方法は、こちらです。
今回はここまでです。
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