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DIYで簡単アライメント測定

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こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。

スプリングの変更や車高の調整など、
足回りを変更すると、アライメントは変化します。
また、アライメントを変更することで、
ステアリング特性を変化させることが可能です。
MAPLE A-ONE GAGE(メープルA-1ゲージ)を使用すれば、
誰でも、簡単に、アライメントを測定することができて、
調整も、できるようになります。

この記事のテーマ


 クルマのアライメントをDIYで測定・調整する

DIYレベル

★★☆☆☆ 簡単(慣れれば超簡単! いつでも自由に測定できます♪)

トータルトーを測定するためには、
MAPLE A-ONE GAGEフルキットが必要です。
測定ゲージの台座には、
4穴と 5穴、PCDが 100と 114.3に対応するために、
3か所の長穴が開いています。
測定ゲージの反対で使用する棒には、
5mm単位で溝が掘ってあり、
前後のトレッド差に応じて、溝を使い分けます。
今回、トレッド差が 5mm以下の調整が必要となったので、
調整用ワッシャを用意しました。

使用する穴をわかるように、測定ゲージの穴に黒マジックで印をつけています

正確にアライメントを測定するには、平坦な場所で作業を行う必要があります。
アプリ(
Sensor)を使えば、前後左右の傾きを一度に測定できます。

ビッチ(前後方向の角度)が0.9°、ロール(左右方向の角度)が0.9°です

アライメントの測定

アライメントを測定する場合、
クルマのニュートラル位置( 1G状態:タイヤが地面に接地した状態)であることが重要です。
また、
測定 だけでなく、同時に 調整 も行う場合、
ジャッキアップする方法を少し工夫する必要があります。

ロアアームにウマを掛けています(フロント側)
ロアアームにウマを掛けています(リア側)

作業前にジャッキを使って、車体をウマ(リジットラック・ジャッキスタンド)に乗せて作業をしましょう!
外したタイヤは、車体の下に置いておくと安全です♪

ジャッキのアームが上がらくなっても、簡単に修理できます↓↓↓

アライメント測定の場合、微妙な高さ調整ができるシザースジャッキが、おすすめ♪

折り畳み式の方がさらにコンパクトですが、強度が気になる人は、コレがおすすめ♪

アライメント測定ゲージの取り付け

ハブボルトに測定ゲージを取り付けるための棒をねじ込みます。
棒には左右で 1.5mmと 1.25mmの異なるピッチのネジ穴が開いていますので、
クルマのハブボルトのピッチに合わせて、ネジ穴を使用します。

フロント側を測定中の様子です。リア側を測定する場合は、測定ゲージをリア側に取り付けます。

測定ゲージの反対で使用する棒には、5mm単位で溝があり、
前後のトレッド差に応じて、溝を使い分けます。
シビック(EK9)のトレッドは、前後ともに 1480mmであるため、
基準の溝(他の溝と比べて太い溝)を使用します。
今回は、フロントで使用しているローターが 1.7mmオフセットしているので、
リア側に
調整用ワッシャを使用して、基準の溝を使用しました。
調整用ワッシャの厚みは 1.8mmで、調整用ワッシャのあり・なしの測定値の差は、5分弱でした。

度・分は角度の単位で、1度= 60分です。

アライメントの測定は、フロントリアの順番で行います。

2つのハブボルトを使用して測定ゲージを取り付けます。
とくに5穴の場合、
測定ゲージの穴使用するハブボルトの位置を合わせてください。
1つ飛ばしのハブボルト、2つ飛ばしのハブボルトで判断すると良いと思います。

クルマのトレッドは、カタログ等に記載されています。
トレッド差は測定ゲージの反対で使用する棒の溝で調整します。
リアが広い場合は、基準から内側の溝、狭い場合は外側の溝を使用するといった具合です。

ハンドルのセンターが分かるように、ステアリングにトップマークを付けるとイイですよ♪